地震 予知 タグ。 地震予知の科学
- , 1992, Geometry and relative motion of the Philippine Sea plate and Pacific plate beneath the Kanto-Tokai district, Japan, J. その意味で,「東海地震」の予知は可能である
- 4であった
- しかし前震活動はなく,この違いが二つの地震の明暗を分けたものと考えられている
- なお、この会見から8日後の2月21日には昨年9月に続き、「安全」なはずの北海道胆振地方で震度6弱の地震が発生した
- プレート運動と地震活動とを比較することによって,千島~日本海溝ではプレート運動のほぼ半分程度が,また伊豆・小笠原海溝ではほとんどの部分が地震を起こさないずれで解消されていると推定される
- 頻度分布から平均的な危険度を推定することは可能であっても,「どこで」「どの程度の規模で」「いつ」起こるのかは分らない
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実際繰り返し間隔が五千年程度と推定される立川断層は,地形から明瞭に活断層であることが認められる |
しかし,沈み込むプレート内部のどの場所でも釧路沖地震のようにM8に近い規模の地震を発生させるのかどうかは分らない |
なお,プレート境界のやや深い部分で起こる首都圏直下の地震は「5.」で扱う |
3 Kurile islands earthquake determined by a local seismic network in Hokkaido, Japan, Geophys. また,以下に記述する地震の分類についてさえ,当時は思いもよらなかったことである |
この地震の規模及びプレート境界面が湾曲しており広大な震源域が予想しにくいこと等から,「規模」については通常M7と想定されている |
それゆえにどこかで地震が発生すると、南海トラフ地震との関連性が取りざたされてしまうのです |
また,同じ南海の地震でも1605年の慶長地震のように地震動による被害がほとんどない津波地震や,1707年の宝永地震のように駿河湾から四国西部沖までが一気にずれる地震等,多様である |
近著の『ゲラーさん、ニッポンに物申す』(東京堂出版)でも、〈「地震予知」という幻想〉〈止まらない研究不正〉〈知られざるアメリカの正体〉な ど、歯に衣着せぬ痛烈な批判を展開している |
また,実用的な予知のレベルで考えると,予知率60%とされるレベルでさえ,地震予知の3要素についての誤差が大きすぎると思われる |
4 と 150年以上を経過していることにあります |
明治以降陸域で起こった地震の調査から,M6. ここでは,震源域の規模が小さく M5程度 小被害となるような地震については,検討の対象から除くこととした |
静穏化現象の確認のためには,平常時の地震活動がある程度高い必要があり,一部の震源域のように余震終了後の地震活動が低い場合には困難である |
5以上の地震については,活断層の多い地域の方が起こり易いことが分っている |
, 1971, Seismological evidence for a lithospheric normal faulting - The Sanriku earthquake of 1933, Phys. 発生時間や震央地名やマグニチュードなどの情報を加えて、テレビやラジオの放送に流されます |
このため,「5.」を別項とした |
また,安政東海地震の断層モデルと昭和19年 1944 東南海地震の断層モデルとの比較から東海地震の断層モデルが提出された |
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- 0 も太平洋プレート内の地震ではないかとの説がある
- しかし,前兆現象の複雑多岐性を考えると,同じ現象が「東海地震」で繰り返されるという保証は必ずしもない
- 「3.」の沈み込むプレート内部の地震は,海域のプレート内部の地震と,やや深い地震とを含む
- しかし,トレンチ調査を行えば,必ず過去の活動が明らかになるとは限らない トレンチ調査から平均繰り返し間隔が判明していない場合でも,一回の地震でずれる量が分れば,平均ずれ速度を用いて平均繰り返し間隔を求めることができる
- 平均繰り返し間隔とともに,最後の地震がいつ起こったかが分らなければ,将来の予測はできない
- プレート境界地震は,海のプレートの沈み込みによって陸のプレートが引きずり込まれていき,ある限界に達したところで陸のプレートが反発して戻ることによって起こると考えられている
- 地震発生層が厚いほど,そこでは大規模な地震が発生し易いのではないかと思われるが,まだ十分には実証されていない
- 前述の根室沖地震の予知には,三角測量や水準測量,また潮位測定の結果が使われた
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